「自分はどうせできない」
「私、才能ないから」
など、ネガティブな自己定義をする人がいます。
しかし、例え冗談であっても
やめたほうがいいです。
人は定義されると、無意識にその通りになろうとする性質があります。
ラベリング理論とは
心理学的テクニックの中のラベリング理論というものです。
ラベリングとは、「君は頭がいいね」とか「君は喋るのがすこし苦手そうだね」
というようなレッテルを貼ることです。
人はこのように、「あなたは?だよね」とレッテルを貼られると、
それが嘘か本当かに限らず、その通りに振舞おうとする習性があるのです。
だから、とにかく自分のマイナスのラベンリグを外していくことです。
今日からでも改善できるポイントは口癖です。
「自分は人見知りなんだよね」「自分は頑張りがきかないから」
というように、負のラベリングを自分で口癖のように言ってしまう人がいますが、
今すぐやめましょう。
そうやって「自分は人見知りなんだよね」と口癖のように言っていると、
どんどん人見知りは悪化していく一方です。
ますますそのイメージが自分の中に刷り込まれてしまいます。
マイナスのラベリングを口癖のように言っている人は注意です。
ラベリングはビジネスにも活用
このラベリング理論はビジネスの世界での情報発信でも使えます。
例えばメールマガジンだとラベリング理論をかなり活かすことができます。
あなたが美容系ダイエットのメールマガジンを運営しているなら、
読者には積極的に行動してほしいわけです。読者が積極的に行動してくれたら、
痩せてもらうことはできるし、何かダイエット商品を紹介したときも、
興味を抱いてくれやすくなりますから。
そのために、日頃からメールマガジンで
「このメルマガを読んでくれている読者たちは美容意識が高くて素晴らしいです。
いつも美容を心がけて積極的にケアに励んでくれています」
というようなラベリングをしておきます。
そうすると、あまりダイエットへの興味が薄かった読者さんも
なんとなく美容意識が高くてケアを積極的に行う人になっていくのです。
あるいは、ビジネス系の副業に関するメルマガを発行するなら、
「このメルマガには投資意識の高い人たちが集まってくれています。
だから向上心が高くていいですね。」
というように普段から読者をラベリングしておくと、
普段から投資意識の高い人とレッテルを貼られていますから、
なにか商品を販売したときに、
ついその商品に対してなんとなく投資をしてしまうということになるのです。
ラベリングは一度されたくらいではあまり効果がないと思いますが、
普段からそれとなくレッテルを貼られていると、
人は無意識にそのレッテルの通りに動いてしまうわけです。
自分自身の苦手を克服するためにも使えるラベリング理論ですが、
情報発信にも応用できる心理学的テクニックですので、
ぜひ有効に活用してみてください。
ラベリング理論は副業でも使えますし、
それが月収100万円以上を稼ぎ出していく
突破口とも成り得ます。
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