あなたは、将来、年をとっても働き続けますか、
それとも、働くことを止めて自由な生活を送ることを選びますか。
当然、後者を選びますよね。
では、どうやって、自由な生活を掴みますか。
一流大学に出て、
一流企業に勤めて、
出世して高収入を得て、
節約して、
貯金をたくさんする?
それでは、無理です。
では、なぜ無理か見ていきましょう。
貯金は損をする?
貯金だけだとお金の価値が減っていきます。
貯金して、節約を重ねて、お金を使わないようにすれば
貯金は減ることはないと思っていませんか。
そう思われるでしょうが、
ただ貯金をしているだけでは間違いなくお金の価値は下がります。
それは、物価が上がるとインフレリスクがあるからです。
例え話しをすると、30年前、バスは100円で乗れていましたが、
今では200円程度になってますし、
タバコのマイルドセブンは200円で買えていましたが、
現在では440円なってしまいました。
消費税やタバコ税の政策により、上がったこともありますが、
30年前は1万円で50箱のタバコが買えていたのが、
今では22本しか買えなくなりました。
同じ1万円でもその価値は30年前より下がっていると言えます。
同じタバコを50本買うためには、
30年間で1万円が2万2千円に増えてなくてはいけませんが、
残念ながら今の銀行の金利は0.03%ほどなので、
1万円を預けていても30年で90円しか利息がつかない計算になります。
結果、貯金しているお金の価値が下がっていることになります。
貯金は、時間とともにお金の価値が減っていくものであることが
このことで分かるかと思います。
長期投資は貯金の逆?
長期投資は貯金とは逆の効果があります。
物価が上がるとともに、貯金の場合は、
時間が経つにつれて、お金の価値が減ってしまいます。
一方、長期投資は、逆に時間をかけることで少しずつお金を
増やしていくことができます。
投資で得られた収益を再投資することで
元金が積み上がっていく仕組みによって、
少しずつお金を増やしていくことができます。
100万円の資金、年利5%の金融商品で再投資方式とした場合、
30年後には元手が400万円強ぐらいになります。結構な金額になります。
ただし、時間はかかりますよね。
それでも時間とともに価値が減る貯金より、
ずっと良いです。
自己投資も大事
その他には、自分への投資も将来、価値を生むことになります。
月5000円で貯金しながら投資もできる信託などもあり、
手堅く、将来性もあると思われる人もいるかもしれませんが、
その程度の金額であれば、自己投資した方が、価値はあると思います。
お金に投資するのも大事ですけど、自分の将来に投資をし、
自分の稼ぐ能力をあげて、より稼げるようになることも大事だと思います。
ビジネス本を読んだり、自己啓発セミナーに参加したり、
資格を取ったり、起業するための環境を整備するのも投資です。
自分自信に投資して成長させることも覚えておきましょう。
金持ちの分岐点
今を犠牲にしてでも、将来お金になるものに対して、投資できるかどうか
積極的に投資できるどうか
このマインドが、将来豊かで自由な生活を送れるかどうかの分岐点です。
例えば、親が亡くなり、兄弟2人で相続遺産を分けます。
1つは、預金の2千万円、もう1つは、同じ2千万円の価値のある土地です。
預金の方は、そのまま預金として継続するか、現金として消費できます。
土地は、コインパーキングやレンタルルームなどに活用できます。
あなたなら、どちらを相続しますか。
預金は今一時だけ、裕福にするか、そのまま預金したままだと、
先ほどご紹介したとおり、価値を下がっていきます。
土地は有効活用により、毎月一定の収入が入ってきます。
この選択が、先ほどの分岐点ということです。
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